※本記事は【相続と節税】をテーマにした全10回シリーズの第5回です。
40代〜70代の方が「知ってよかった」と思える知識を、毎回やさしく解説しています。
「生きているうちに贈与したほうが節税になるって聞いたけど…」 そんな声をよく耳にします。 この記事では、 生前贈与と相続の違い 節税になるケースとならないケース 損をしないための正しい贈与の使い方 を、中学生でもわかる言葉と具体例で解説します。【はじめに】
「相続税を減らせるなら、贈与しておこうかな…」
確かに、生前贈与は相続税対策として有効な手段のひとつです。
しかし、知識があいまいなまま行うと、逆に損をしてしまうケースも少なくありません。
【目次】
1.生前贈与と相続の違いとは? 2.年間110万円の非課税枠とは何か? 3.【事例1】コツコツ贈与して節税に成功したケース 4.相続時精算課税制度とは?知らずに損しないために 5.生前贈与が逆効果になるケースとは? 6.贈与を上手に使いこなす3つのコツ 7.まとめとお問い合わせフォーム
1. 生前贈与と相続の違いとは?
まずは基本的な違いからおさえておきましょう。
✅「生前贈与」は自分の意志でコントロールできる
相続は「亡くなったあと」でなければ発生しませんが、
生前贈与なら「いつ・誰に・いくら渡すか」を自分で決められます。
そのため、計画的に節税したい人にとっては強力な手段となります。
2. 年間110万円の非課税枠とは何か?
これは「暦年贈与の非課税制度」と呼ばれるもので、贈与税がかからずに毎年贈与できる限度額のことです。 贈与税がかからないのは「1人あたり年間110万円まで」 相手が何人いても、それぞれに110万円までOK 1月1日〜12月31日の期間でリセット 子ども2人に毎年110万円ずつ贈与すれば📌ポイント
✅ たとえば…
→ 年間220万円、10年で2,200万円を非課税で移転できます。
3. 【事例1】コツコツ贈与して節税に成功したケース
👨👩👧 ケース概要
埼玉県在住の60代男性(会社経営)は、相続税対策として20年前から毎年110万円ずつ、長男・長女に贈与を行ってきました。
💡 結果
20年 × 2人 × 110万円= 4,400万円を非課税で移転 相続発生時点での財産は大幅に圧縮され、相続税がゼロ → 早くから準備していたことで、贈与税も相続税も一切かからなかった成功事例です。
4. 相続時精算課税制度とは?知らずに損しないために
もうひとつの贈与の仕組みに「相続時精算課税制度」があります。これは、贈与のときには税金を抑えて、最終的には相続時に精算する仕組みです。
✅制度のポイント
❗注意点
この制度は一見「節税に見える」ものの、実は相続税がかかる家庭では有利、そうでない家庭では不利になることがあるため、慎重な判断が必要です。
📘事例:贈与税がゼロでも、相続税がかかったケース
父から2,000万円の贈与を相続時精算課税で受けたAさん。
→ 贈与時は税金ゼロ。しかし相続時にその2,000万円が相続財産に加算され、相続税が発生。
結果、**贈与の意味がほとんどなかった…**ということも。
5. 生前贈与が逆効果になるケースとは?
1.亡くなる3年以内の贈与 2.口座だけ動かして贈与契約を交わしていない 3.相続税のほうが安く済んだ場合5. 生前贈与が逆効果になるケースとは?
❌こんな贈与は損する可能性大!
→ 相続財産に持ち戻され、相続税の対象になります(2024年以降は対象期間の延長予定あり)。
→ 「本当に渡したといえるのか?」と税務署に否認されるケース多数。
→ 贈与税率のほうが高いため、節税どころか納税額が増えてしまうケースも。
✅贈与税と相続税、どっちが得か?
贈与税は110万円を超えるとすぐ10%〜55%課税される一方、
相続税は基礎控除が大きく、税率も相対的に緩やかです。
→ むやみに贈与を繰り返すよりも、「相続税がかからないラインを保つ」方が得になることも多いのです。
6. 贈与を上手に使いこなす3つのコツ
コツ① 贈与契約書を必ず作成する
口約束や口座振込だけではなく、「贈与契約書」を毎年残すことで、トラブルや否認リスクを回避できます。
コツ② 通帳・印鑑・管理権限を分ける
贈与先(子どもなど)が自分で管理できる通帳を用意し、親が一切関与しないようにするのが基本です。
コツ③ 相続税の有無を試算したうえで贈与計画を立てる
税理士や不動産会社に相談して、「将来の相続税」と「贈与税」を比較しながら戦略的に贈与することが重要です。
7. よくあるQ&Aコーナー
Q1. 子どもが学生でも贈与できますか?
はい、可能です。
未成年・学生であっても贈与は成立します。ただし通帳・印鑑の管理が親にあると、名義預金と見なされる可能性があります。
基本的にはNGです。Q2. 贈与を現金手渡しでもOK?
銀行振込にして履歴を残し、贈与契約書と一緒に保管しておくのが望ましいです。
Q3. 孫への贈与は節税になりますか?
一定の条件下では有効です。
ただし、孫は法定相続人ではないため、相続時の「非課税枠」や「税率」が異なります。多額の贈与を考えるなら、慎重な設計が必要です。
8. まとめとお問い合わせフォーム
生前贈与は節税効果がある一方、知識がなければ逆効果にもなる 年間110万円の非課税枠をコツコツ使うのが基本 相続時精算課税制度は慎重に選択すべき 贈与契約書の作成と通帳管理の分離がトラブル防止の鍵 「損しない贈与」は、事前のシミュレーションが不可欠!✅この記事のまとめ
「この贈与、大丈夫かな?」「相続税を減らせる?」など、 ▶お問い合わせフォームはこちら📩 相続と贈与、どちらを選ぶ?不安な方はご相談ください
ハウスドゥ蒲生駅前店では、お客様一人ひとりの状況に合わせた最適な相続・贈与プランをご提案いたします。漠然とした不安から具体的な対策まで、税理士や弁護士と連携しながらトータルサポートさせていただきます。
ご不安な方は、越谷市に密着した不動産と相続の専門家「ハウスドゥ蒲生駅前」までお気軽にご相談ください。
無料相談・初回ヒアリングも受け付けております。
ハウスドゥ蒲生駅前
住所:埼玉県越谷市蒲生茜町19-1井上ビル1F
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