【第4回】売る?貸す?更地にする?空き家活用のメリット・デメリット徹底比較

query_builder 2025/07/21
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※本記事は「相続・空き家」全10回シリーズの第4回です。
今回は、相続した空き家をどう活用するか——「売却」「賃貸」「更地化」の3つの選択肢について、メリット・デメリットをわかりやすく比較していきます。



はじめに|空き家の“次の一手”に迷っていませんか?

「親から実家を相続したけど、住む予定はない」
「でも思い出のある家だから壊すのは…」
「とりあえずそのまま置いているけど、固定資産税がもったいない」

そんな悩みを抱える方は非常に多くいます。

空き家はただ放置しておくだけではリスクの塊になってしまいます。
そこで重要なのが、「どう活用するか」を早めに決めること。

活用方法は大きく分けて3つ。

  • ①売却する

  • ②賃貸に出す(貸す)

  • ③更地にする

それぞれの方法について、費用感・手間・税金・将来的な影響などを比べて解説していきます。



1章|「売却」する場合のメリット・デメリット

メリット① 現金化できる

空き家を売れば、その分の資金をすぐに手に入れることができます。
相続税や他の支払いにあてられるほか、新たな資産運用に活用することも可能です。

▶ 例:越谷市内の築30年一戸建て → 800万円で売却成功

メリット② 管理の手間がなくなる

売ってしまえば、今後の管理(草刈り・掃除・近隣対応)から完全に解放されます。
遠方に住んでいる人や高齢の方にとっては非常に大きなメリットです。

メリット③ トラブル回避になる

共有名義だった場合、売却によって現金化→分配することで相続人同士の争いが起きにくくなります。



デメリット① 思ったより高く売れないことも

築年数が古かったり、駅から遠い場所だと、想定より安くなるケースもあります。
特に「建物が使えない状態」の場合、土地代のみの評価になりやすいです。

デメリット② 感情的に手放したくない人がいると難航する

「思い出のある家だから売りたくない」という家族の声がネックになることもあります。

デメリット③ 売却には税金がかかるケースも

売却益が出た場合、「譲渡所得税」がかかります。
ただし、「相続空き家の3,000万円特別控除」などの特例を活用すれば、税負担を抑えられる可能性も。



2章|「貸す(賃貸)」に出す場合のメリット・デメリット

メリット① 安定した収入が得られる

空き家をリフォームして貸し出せば、毎月の家賃収入が得られます。
年金代わりや生活の支えになる可能性も。

▶ 例:月7万円の賃貸 → 年間84万円の収入

メリット② 固定資産税を相殺できる

毎年の固定資産税に対して、家賃収入で十分まかなえる場合も多く、実質的な負担が減ります。

メリット③ 思い出の家を残せる

壊すことなく他人に使ってもらえるため、「建物を大切にしたい」という想いを活かせます。



デメリット① リフォーム費用が必要

古い家はそのままでは貸せないことが多く、最低限のリフォーム(数十万〜数百万円)が必要です。

デメリット② 空室リスクがある

入居者がいない間は家賃収入がゼロになる上、管理費用だけがかかります。

デメリット③ トラブル対応が必要になる

家賃滞納・騒音・近隣トラブルなど、賃貸経営には管理の手間や精神的ストレスもつきものです。



3章|「更地」にする場合のメリット・デメリット

メリット① 活用の幅が広がる

建物を取り壊して更地にすれば、駐車場にする・新築を建てる・売るなど、自由度が高まります。
特に老朽化した空き家の場合、買い手が「更地にしてほしい」と希望することも。

メリット② 老朽化による倒壊・事故リスクを回避

古い建物は地震や台風で倒壊する恐れもあります。更地にしておけば、安全性と安心感が得られるのも利点です。

メリット③ 管理がしやすくなる

建物がないので、通風や清掃の手間が不要になり、草刈りだけで済むケースも。
空き家管理サービスのコストも軽減されることがあります。



デメリット① 固定資産税が6倍に⁉

建物がある土地は「住宅用地の特例」で税金が軽減されていますが、
更地にするとこれが解除され、固定資産税が最大6倍に増額されます。

▶ 例:
建物あり → 税額 3万円/年
更地後 → 税額 18万円/年

この差は無視できません。

デメリット② 解体費用が高額

木造住宅1戸の解体費は、おおよそ100万円〜200万円程度
立地や構造によっては、さらに費用がかかることもあります。

デメリット③ 一時的に価値が下がることも

買い手によっては、「建物付き」を希望する人も。
更地にすることで逆に売れにくくなる可能性もゼロではありません。



4章|【実例】越谷市で選ばれた活用方法

■ ケース1|売却を選んで負担ゼロ+老後資金に

60代男性(越谷市大間野町)
実家を相続したが、自宅もあり住む予定なし。
思い出はあるが「老後資金に使いたい」と考え、リフォームせずに現状渡しで売却。
結果、900万円で早期売却に成功。
固定資産税や管理のストレスからも解放され、旅行資金に使ったという。



■ ケース2|リフォームして賃貸化→安定収入に

70代女性(越谷市蒲生南町)
子どもに資産として残したいと考え、築40年の空き家を100万円ほどかけてリフォーム。
月6万円で賃貸に出し、毎月安定した収入を確保。
「自分が施設に入った後の生活費にもなる」と満足されている。



■ ケース3|更地にして駐車場→相続人で分配中

兄弟3人で相続した空き家(越谷市赤山町)
話し合いの結果、「建物は古すぎて使えない」と判断し解体。
更地にして月極駐車場に変更し、月8万円程度の収入を3人で分配。
固定資産税は上がったものの、「揉めごとがなくなって良かった」との声。



5章|どう決めればいい?判断のための3つの視点

(1)「お金」の視点:収支と将来の負担を考える

  • リフォームや解体費用はどのくらいかかる?

  • 家賃収入と維持費はバランスが取れる?

  • 税金の負担はどれが一番軽い?

数字で見える化することで、家族間の話し合いもスムーズになります。



(2)「感情」の視点:思い出や家族の気持ちも大切に

  • 残しておきたいという思いはある?

  • 誰かが住みたい・使いたいと希望している?

  • 手放すことで後悔はないか?

感情面を無視すると、後悔が残ったり、親族間の対立につながることもあります。



(3)「時間と手間」の視点:誰がどこまでやれるのか

  • 自分が管理できる距離か?

  • 手続きや対応にどれだけ時間が取れるか?

  • 家族の協力体制はあるか?

忙しい方・遠方の方は、管理の少ない選択肢を優先することも重要です。



まとめ|“正解”はひとつじゃない。自分たちに合った活用を

空き家の活用方法には「これが正解!」という絶対的なものはありません。
大切なのは、それぞれの家族・資産・想いに合った方法を納得感を持って選ぶことです。

  • 売ることで資金を手に入れ、心身ともにスッキリする人

  • 貸すことで資産を生かし、収入を得る人

  • 更地にして自由に活用する人

どの選択も「間違い」ではありません。

ただし、比較しないまま放置してしまうことこそ最大のリスクです。

まずはこの記事を参考に、家族とじっくり話し合ってみてください。



次回(第5回)は、
**「空き家を売るなら今?市場動向と売却時に損しないための注意点」**です。
不動産価格の変化や、売却のタイミングについて詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。



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ハウスドゥ蒲生駅前

住所:埼玉県越谷市蒲生茜町19-1井上ビル1F

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