【第5回 後見制度】親に後見人をつけた家族のリアルストーリー

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第1章:なぜ“家族の体験談”が重要なのか


後見制度は制度の理解だけではなく、実際に経験した人の声から学ぶことで、より深く、現実的に準備することができます。今回は、実際に親の後見申立てを行った3つの事例を紹介します。




第2章:【事例①】突然の認知症発症と法定後見の申立て


■ 背景

68歳の父が突然の認知症診断。家の名義も父のままで、母と子供たちが困惑。

■ 対応

母と長男が家庭裁判所に申立てを行い、長男が後見人に選任される。父の生活資金確保のため、家の売却申請を実施。

■ 学び

  • 家庭裁判所の手続きは時間がかかる(3〜4ヶ月)

  • 家族の同意や役割分担も重要

  • 成年後見人に選ばれた人は、責任も重く心構えが必要



第3章:【事例②】任意後見契約で「未来の安心」を確保


■ 背景

70歳の母が「将来迷惑をかけたくない」と司法書士と任意後見契約を締結。

■ 対応

2年後、軽度認知症の診断。任意後見監督人が選任され、長女が任意後見人に就任。施設入所に伴い、実家を売却。

■ 学び

  • 契約時に「不動産売却権限」も明記しておくことが大切

  • 任意後見はスムーズに進めやすく、裁判所の手間が少ない

  • 監督人が入ることでトラブル抑止にもつながる



第4章:【事例③】後見人選任後の家族間トラブル


■ 背景

長女が後見人に就任したが、兄弟間で財産管理に対する不満が噴出。

■ 対応

家庭裁判所に経済状況を定期報告しながら、透明性を確保。最終的には、裁判所の助言により不動産売却。

■ 学び

  • 家族間での信頼関係の維持が重要

  • 定期的な報告・説明がトラブル予防になる

  • 家庭裁判所が中立的な立場で調整してくれる



第5章:事例から見えた「後見制度を成功させる3つのポイント」

1.早めの準備と情報収集


  • 任意後見契約は「元気なうちに」

  • 何に備えたいのか、誰が担うのか明確にする



2.家族内の意思統一


  • 家族会議を定期的に行う

  • 財産情報の共有、今後の生活の見通しを一致させる



3.専門家への相談を惜しまない


  • 司法書士・弁護士・不動産会社などの助言を活用

  • 手続きや書類作成の代行でストレスを減らす



第6章:まとめ


後見制度は制度そのものの知識も大切ですが、何よりも「現場で起こること」を知ることが、最善の備えになります。家族の絆や信頼関係を深めながら、制度を味方につける準備を今から始めましょう。

▶ 成年後見・任意後見の無料相談はこちら →https://housedo-ihc.jp/contact/





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